潜在意識を使って楽に勉強する方法
だれしも一度は「楽に成績アップできる方法なんてないかなぁ」「簡単に勉強ができるようにならないかなぁ」と思ったことがあるはず。
でも、あなたの眠っている潜在意識を勉強に使えば、その願いが叶うかもしれません。
今回は、潜在意識を使って楽に勉強する方法についてお話しします。
人間の意識には二つの階層があります。顕在意識と潜在意識です。
顕在意識とは意識下の行動、意識して行っている行動のことです。例えば、「今から数学の勉強しよう。」とか「23時になったから寝よう。」といったものです。
一方、潜在意識とは無意識下の行動、無意識に行っている行動のことです。「意識してないけど体を洗うときはいつも右足から」とか「7時になると自然と目が覚める」といったものです。
お風呂に入ったときに、「よーし、今から右足を洗うぞ!」と気合入れる人はいないと思います。
顕在意識と潜在意識の割合、どのくらいだと思いますか?
実は、顕在意識:潜在意識=5%:95%と言われています。
つまり、人間は潜在意識=無意識に行っていることの方が圧倒的に多いのです。
95%の潜在意識を勉強に使うにはどうすれば?
潜在意識が95%もあるわけですから、これをもっと有効に勉強に活用したいですよね!
顕在意識と潜在意識は、二重人格のように別の二つの意識が存在しているわけではありません。顕在意識と潜在意識という二つの「階層」になっているのです。
大型船には、指令を出す甲板部と船の中でエンジンやボイラーを扱う機関部という階層があります。
顕在意識は甲板部、潜在意識は機関部のようなものです。指令を出す甲板部は、船の行き先を決めたり速度や進む方向を決めたりします。
それと同じように、「自分はどうなりたいのか」「将来何をしたいのか」「何を目標に勉強するのか」などは顕在意識が決めます。
船のエンジンの役割をする機関部は、今船がどこにいるのか、海はどのような状態になっているのかなどは分かりません。機関部から出される指令の通りに行動するだけです。
潜在意識も同様に顕在意識の指示に従います。
だから、顕在意識が「この目標に向かって勉強がんばるぞ!」と言えば頑張りますし、「もう勉強をがんばるのは止めよう。」と言えば頑張りません。
だから、95%の潜在意識を勉強に活用するには、常に顕在意識から「勉強がんばるぞ!」と指令を出し続けることが必要です。